最近”炎炎ノ消防隊”というアニメを見て
ちゃんとした理論に基づいて制作されていることを知りました
作中で登場する技、現象は実在しているものが多くあります
物語の内容は割愛ので、
Amazonプライム・ビデオ、YouTube(期間限定配信)でご覧ください
その中でも注目したいのは
カリム・フラムという隊員が使う”熱音響冷却”という能力です
漫画、アニメの話なのでフィクションなのかと思っていましたが
実験段階ではありますが実在する技術だそうです
詳細はこちらで解説しています(YouTube)↓
”TVアニメ『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』特別番組「第8科学調査隊」後編”
↓カリム・フラム
- 熱音響冷却とは?
- 熱音響冷却による私なりの未来
熱音響冷却とは?
そもそも熱音響冷却とはどんな技術なのでしょうか
公式YouTubeのなかで詳しく解説しているのですが
日本経済新聞の記事を引用しますと、
工場の廃熱や太陽熱を音に変え、さらにその音で熱を奪ってクーラーや冷凍庫を動かす
https://www.nikkei.com/article/DGXBZO05347570X00C10A4000000
という技術です
私なりの解釈で図を描くと↓こんな感じです
イメージ沸きますかねw
熱によって出る音によって温度差が生まれ、片側が冷やされます
この温度差によって電気も作れます
作中のカリム・フラムは
熱🔥を奪って、ベル🔔を鳴らし、氷⛄を作って防御していました
もちろん実験映像では違う形ですが
これに近い技術が存在していたことに衝撃⚡を受けました
余談ですが、
同じような温度差を活かしている一例として
”スターリングエンジン”というものがあります
スターリングエンジンも熱源さえあれば
温度差によって仕事を得ることができます
なんとなくですが組み合わせることもできる気もします...
↓市販されているスターリングエンジン
この熱音響冷却は様々な可能性を秘めていると感じました
今後この技術が何に生かせるのでしょうか
熱音響冷却による私なりの未来
紹介した熱音響冷却を利用してどんなことができそうか
想像してみました
こんな感じですw
熱源があれば化石燃料燃やしても、廃熱でもなんでもいいんです
ということは、上記でも解説にもありますが夏場の太陽光から冷気を取り出して
クーラーとして使うということです
現状のエアコンの仕組みとしては、
熱交換器と言って熱と冷の温度差を
冷媒で作って熱を捨てています
これを太陽光や外気で熱源を作ることができれば
暑い夏を涼しく電気を使わず過ごせそうです
ただ、もしかすると熱源としての温度が
太陽光だけでは上がらない可能性があります
ということは、車用のクーラーに使えれば
エンジンの熱で冷やすことはできるかもしれません
小型化とEVへのシフト等が課題だとは思いますが
クーラーのために動力を奪われることもないので
活かせる幅のある技術だと感じました
まとめ
漫画やアニメを詳しく知るとフィクションだけではない
思わぬ発見があることに気づかされました
さすがにアドラバーストは存在しないですよねw
また気になったものがあったら書こうと思います
最後までご覧いただきありがとうございました
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